扶養控除額の変更
平成23年11月30日
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明日から師走ですね。1年たつのも早いですが、
12月はとくに早く感じます。一日一日大切にしていきたいです。
年末調整の季節になりました。
今年の大きな改正点は、一部扶養控除の廃止です。
・「中学生以下」の扶養控除の廃止 380,000円→0円
・「高校生」の特定扶養の上乗せ部分の廃止 630,000円→380,000円
これに従いまして、所得税が増加します。(下記は一般サラリーマン世帯)
・「中学生以下」の扶養控除の廃止 38,000円~76,000円増加
・「高校生」の特定扶養の上乗せ部分の廃止 25,000円~50,000円増加
また、住民税は「来年の6月」から影響してきます。
・「中学生以下」の扶養控除の廃止 33,000円増加
・「高校生」の特定扶養の上乗せ部分の廃止 12,000円増加
「子ども手当」創設により出来た改正、
来年度より「児童手当」に改名・・・この扶養控除復活は?
12月中に24年度税制改正大綱が作成されます。
あまり、議題に上がっていません。。。
子供を扶養から外していない方もいらっしゃるのでは・・・、
今年の年末調整は「還付」ではなく「不足」の場合が多くなるかと思います。
(この文章は平成23年11月30日時点で配信された内容をそのまま記載しています。
よって、平成23年度末からの扶養控除の廃止についての内容となっています。
平成24年度末においても、扶養控除の金額は平成23年度末と変更はありませんでした。)